tjの「お得なクルマの買い方について」

クルマの買い方、売り方、その他メーカー、ディーラーの裏話など、わかりやすく説明します

「ハイブリッドを買うべきか」

 

走行距離によってお得になる

 

 

昨今、ハイブリッド車を購入する方が増えてきているが、そもそも「ハイブリッド車を購入する必要があるのか?」について考えてみよう

 

ハイブリッド車のメリット

 

ハイブリッド車を購入する1番のメリットは「燃費が良い」ことだと思います。

その他、購入する際の「エコカー減税」がガソリン車より多く受けらます。

会社で購入する際は「環境に良いクルマ」というイメージで購入される場合もあり

ます。

 

ハイブリッド車のデメリット

 

デメリットの1番は「ガソリン車より価格が高い」ということです。

その他はあまりありませんが、エンジンとモーターの切り替わり時が慣れるまで違和感があることくらいでしょうか

 

ハイブリッドを購入するか?

 

上記メリット、デメリットを鑑みて、購入するかを検討することとなりますが、

参考までに実際にガソリン車とハイブリッド車の見積にて検証してみました。

 

【検討車種】トヨタ ヴィッツ1.3 F Amie / ヴィッツ HYBRID F Amie

       ※同グレードですが、一部装備が異なります

 

【購入価格差】 409,600円(税抜)

toyota.jp 見積シミュレーション参考、オプションは同等とする

 

この価格差をどう考えるか

 

409,600円の価格差を考える上で、ガソリン代に置きかえて考えて見ます。

150円/Lとした場合、2,730L分のガソリンを購入できることとなります。

2,730Lのガソリンでどのくらい走行できるかをガソリン車で計算すると34,398kmとなります。

ヴィッツ1.3 F Amieのガソリン車はカタログ上、18.0km/Lですが、

実燃費はカタログ数値の70%くらいとなりますので、12.6km/Lとして試算

 

約35,000kmハイブリッド車より余分に走れば元が取れることとなる

 

次のクルマへの代替までに約35,000km余分に走行すれば、価格差分を消費することとなります。

今までの生活スタイルから変更がない場合、「余分に走行する」ということはないので、ガソリン車でよいのではないでしょうか。通勤先などが変更することにより、走行距離が増える場合は、ハイブリッド車を購入するのもありですね。あとは、「ガソリンを頻繁に給油しに行くのが面倒くさい」なんて方もハイブリッド車を購入してもよいかもですね。仕事でたくさん距離を走る方は断然ハイブリッド車がお得ですね。

「専売車種」は2020年4月以降に買うのがお得

「専売車種」は2020年4月以降に買うのがお得

 

トヨタディーラーは「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」の
4チャネルに分かれており、「併売車種」と「専売車種」がそれぞれ設定されています。

「併売車種」とは、プリウス、アクアなど、どのチャネルでも販売している車種のことで、「専売車種」とは、クラウン(トヨタ店)、ハリアートヨペット店)、カローラカローラ店)、ヴィッツネッツ店)のように、他のチャネルでは販売しておらず、1つの販売店のみで取り扱っている車種のことです。

※一部の地域では、扱い車種の設定が異なります

「専売車種」は、「他チャネルでは買えない」ということもあり、値引きをあまりしないことが多いです。「どうしてもクラウンに乗りたい」というお客様は「トヨタ店」で買うしかないわけで、無理をしてまで値引きをする必要がない訳です。

 

2020年5月より全車種を全チャネルで販売するようになる

 

2020年5月よりどのチャネルでもすべてのクルマを販売できるようになります。
※4月より予約受注を開始するようです
よって、今まで専売車種だからといって強気で売っていた各ディーラーも「値引き合戦」に巻き込まれることとなります。「クラウンをネッツ店で買ったら安かった」なんてことにもなるかもです。

よって、すぐに買い替えしなくてもよければ、2020年4月以降に商談するとよいということになります。

「安く買えればよい」かどうかは別ですが・・・。

「どんなクルマを買えばよいの?」

当然、「気に入ったクルマを買う」のが良い

クルマ選びについては、「好きなメーカー」「好きな車種」「好きな色」と言うように

自分の好きなクルマを買うのが当然です

 

考えに入れたほうが良いこと

その上で、考えに入れたほうが良いこと「どれくらいの期間 乗るつもりなのか」です。

なぜかと言うと、「クルマを買う」と言うことは、それなりに「高い買い物をする」

ことで、できれば損しないようにしたほうが良いからです

 

「乗りつぶす」なら好きなように買えばよい

「得する」or「損する」というのは、値引きとかの購入時よりも、次買い替えるときの

「下取りの値段」で大きく差がつくと思います。

なので、「乗りつぶす」なら下取りのことを考えなくても良いので、好きなように買え

ば良いと思います。

「下取り(買取)」のことを考えて、好きではないボディカラーを選択した後で、

街で自分が好きなボディカラーのクルマを見かけて、「やっぱりあっちの色が良かっ

た」ってならないように・・・。

 

「3年から5年」で買い替えるなら

家族構成(独身から結婚、結婚後⇒子どもが生まれる、子どもがいる⇒子ども独立)

の変更があって、3年から5年で買い替えを予定しているのであれば、ぜひ、次の点を

気をつけて購入を考えたほうが良いと思います

①車種(メーカー)

②ボディカラー

③グレード 

④メーカーオプション

 

①車種(メーカー)

私自身、「トヨタ好き」だからと言うわけではありませんが、まずトヨタ車を基準に

検討したほうが良いと思います。やはり世界中で信頼のあるブランドなので、下取り

に出す際に他メーカーよりも高い車種が多いです。購入時に同じ金額(例えば450万

円)で買っても、3年で下取り(買取)に出したときに100万円以上の差が付く場合も

ありました。

 

②ボディカラー

ボディカラーでも大きく下取り(買取)に影響が出ます。「ブラック」または

「ホワイトパール系」を買えば、損することは無いと思います

例えば「ブラック」と「シルバー」では、同じ車種・グレード、同じ状態でも

30万円以上「ブラック」の方が高くなったりします。

 

③グレード

 

同じ車種の中でも「グレード」によって人気・不人気があります。例えば、

同じ車種・同じグレードでも「7人乗り/8人乗り」の違いでも下取り(買取)

価格が異なります。(ちなみに現在では7人乗りが圧倒的に高いです)

どのグレードがお勧めかは、営業スタッフに聞けば教えてくれますし、

営業スタッフ自身が乗っているグレードは、間違いないかもしれません。

(なぜなら、営業スタッフはかなり短い期間で乗り替えする人が多いので、

損する車種・グレードには乗らないからです)

 

④メーカーオプション

これは結構マニアックな世界となりますので、気になる場合は営業スタッフに

つけておいた方が良いメーカーオプションがあるか聞いてみると良いと思います

ちなみにクルマの天井につける「ムーンルーフ(サンルーフ)」は、オプション

価格も10万円以上するものが多いのですが、下取り(買取)価格も同等くらい

アップする車種が多いです。

 

 

 

TOYOTA車大好き

トヨタのクルマが好きなんです

賛否両論あるとは思いますが、トヨタ車が好きなんです!

中学生の頃からずっと

かれこれ20台以上乗りかえましたが、小型車からミニバンまで

すべて良いクルマでした 

 

ディーラーに勤めてわかったこと

ディーラーに勤めると、お客様からいろいろなメーカーのクルマを

下取りに出していただくのですが、同じ年数、同じ走行距離の下取り車を

比較すると、断然トヨタ車の状態が良いんです

だから、中古車でも人気があるし、海外でも人気があります

よって、買取店でも高く買ってもらえるます

 

「いつ買うのがお得?」

毎月「登録(ナンバーを取得)」できるかがポイント

 

「決算期(3月、9月)に買う」お得

よくディーラーの「決算期に買うとお得」と言うような話を聞きますが、

少し間違っています。

 

極端な話、「3月31日に買う」のと、「4月1日に買う」のは、同じです。

 

ディーラーの仕組み

 

ディーラーの仕組みをお話しすると、大きく分けると「受注契約(注文)」と

「登録(ナンバー取得)」の2種類があり、ディーラーでは「登録」すると

「本当に1台売れた」ことになります。

 

ディーラーでは、各店舗の目標(ノルマ)として、「受注」と「登録」の

設定がされ、その店舗目標が各営業スタッフに振り分けられます。

特に重視されるのが「登録」であり、私の勤めていたディーラーでは、

給料の歩合部分に大きく影響していました。

極端な話、「受注10台、登録0台」=「歩合なし」でした。

 

 

では、いつ買うとお得?

営業スタッフは毎月の目標達成に必死です。

もちろん営業スタッフが目標達成すれば、店舗も目標達成となるため、

商談があれば、店長も必死です

特に「登録」できる商談は是が非でも受注したいと考えています。

 

よって、月末ギリギリではなく、その月に登録できる状態で商談すると、

お値打ちになる可能性が高いです

 

「登録」するには

 

「登録できる」「登録できない」に影響するのは、大きく2つです。

【1つ目】

 クルマの在庫(登録に間に合うようにメーカーで製造できるか)

【2つ目】

 登録に関する書類が整うか(印鑑証明、住民票、車庫証明など)

 ※書類はすべて必要ではありません

 

「在庫車」

 

「在庫車」とは、中古車ではありません。

ディーラーはあらかじめ、「売れ筋のクルマ」の「売れ筋のグレード」

「ボディカラー」「メーカーオプション」のクルマをメーカーに発注しています。

メーカーで製造され完成したクルマをモータープールと呼ばれる保管場所で

保管していて、受注したらディーラーオプションを付け、

店舗に届けることとなります。

 

「書類」について

一番重要なのは、「車庫証明」です。車庫証明は警察に申請してから取得までに

4~5日かかります。戸建ての持ち家の場合は、すぐに申請書類を整えることが

できますが、月極め駐車場などを借りている場合は、管理会社に依頼して「承諾書」を

取得するまでに日数がかかる可能性が高いです。

せっかく在庫のあるクルマで商談していても、書類が整わなければ値段交渉できなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログはじめました

 

 

 

はじめまして

このブログの管理人tjです

よろしくお願いします

 

今回が初めての投稿となりますので、

簡単に自己紹介、ブログへの想いを投稿したいと思います

 

では、ご覧ください

 

  1. 自己紹介

   中学生のときにトヨタから発売された「セルシオ」に感銘を受け、

   (女性にはまったくわからないと思いますが…)

   以降、「トヨタ車好き」となり、大学卒業後、トヨタ売店に就職、

   約13年のセールスを経験し、現在は自動車関連の会社に在籍中。

 

 2. ブログへの想い

   いろいろなサイトやバナー広告で「安く買えた!」みたいなことが

   書いてあったりしますが、正直、「あまり参考にならないな」って

   思っていて、自分なら「こんな情報提供できる!」って思っていた

   のですが、なかなか時間もなく悶々としていましたが、ブログ

   で自分の「想い」を伝えることに踏み切ることができました

 

   他にもブログをはじめるきっかけはあるのでですが、

   追々お伝えしたいと思います